無料で測定!自分のwpmがわかる「英語総合読解力測定メジャーさん」
公開日:2022.10.20
最終更新日:2024.07.08
この記事は2703文字です。
約2分で読めたら読書速度1200文字/分。
皆さんは、ご自分の「wpm」を把握していますか?
そもそも「wpmとは?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
英文を読むには、その中にある単語を知らなければなりません。
この記事では、英語の「wpm」とそれを無料で計測できる「英語総合読解力測定メジャーさん」を紹介します。
目次
wpmとは何?wpmで何がわかる?
wpmとはwords per minuteの略で、1分間に読めるワード(単語)数のことです。
wpmは以下のように計算できます。
近年の入試でも英語の長文化が指摘されているように、読書速度の向上は必要不可欠な要素です。
自分の英語の読書速度を評価するための一般的な指標がこのwpmです。
自分のwpmがわかる「英語総合読解力測定メジャーさん」
誰でも無料で気軽にwpmを計測できる、「英語総合読解力測定メジャーさん」というツールが公開されています。
こちらはWEBブラウザで動作するため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも動作します。
また、wpmは語彙力などにも左右されるため、年齢に応じた最適な英文が用意されています。
「英語総合読解力測定メジャーさん」の使い方
①まずは学年を選択します(中1~)
②「英語総合読解力測定スタート!」のボタンを押すとすぐにスタートします
③スタートすると、英文が表示されるまでのカウントダウンが始まります
④ 英文が表示されるので、普段の速度で読みます
このとき、読書時間を測っています
⑤読み終わったタイミングで、「読み終わったらここをクリックしてください」ボタンをクリック
⑥さらに問題が表示されるので、選択肢を選んでください
⑦「結果を見る」ボタンをクリック
いかがでしたか?
wpmを向上するには、まず自分のwpmがどのくらいなのかを把握し、 目指すべきwpmの目標値を確認しましょう。
受験生に必要なwpmの目標値はどのくらい?
1分間に読めるワード数(単語)はどのくらいだと思いますか?
一般的な日本の中学生の平均は50wpm、高校生の平均は75wpmと言われています。
ネイティブスピーカーや、受験生に必要なwpmと比較してみましょう。
ネイティブスピーカーのwpmの目安
ネイティブスピーカーのwpmの目安は、平均が200~400wpmと言われています。
日本の中高校生の平均は50~75wpmですから、1分間に読める単語数は最大で350単語も違うことになりますね。
中学受験、高校受験、大学入試に必要なwpmの目安
受験に必要なwpmの目標値は120wpm程度と言われています。
中学生の平均は50wpmなので70単語、高校生の平均は75wpmなので45単語ほど、1分間にそれぞれ多く読める必要があるということになりますね。
また、wpmは学年によって知っている語彙の多さにも左右されます。
中学、高校、大学と、学年によって必要な語彙も変わってきますので、読書速度だけでなく、語彙力を鍛えることも大切です。
wpmをあげる3つの方法
wpmを向上させるには、単語学習や多くの英文に触れること、さらに目の動きや処理能力を向上させる速読トレーニングなどが有効です。
それぞれの方法についてみていきましょう。
方法1:単語学習をする
英文の内容を理解して読むためには、英文中の8割以上の単語が理解できる必要があります。 自分の目標によって、どのくらいの文法力や語彙力が必要か調べておきましょう。
学習は繰り返し行うことで脳に定着します。
受験やテスト前だけ集中するのではなく、日頃から習慣的に学習しておきましょう。
方法2:多読する
wpmをあげるには、多くの英文に触れることも重要です。
大切なのは、何となくゆっくり読むのではなく、速さを意識して読むことです。
自分でいろいろな読み方を試しながら、より早く読める方法を見つけてみましょう。
英文を読むときには、自分でwpmを測っておくとより違いを実感できますよ。
方法3:速読で英文を速く読めるようにする
速読をすることで英文を速く読むことができます。
速読では、目の動きだけでなく、受験など問題に答えるための内容理解も伴わなければ意味がありません。
そのため、同時に処理能力も鍛える必要があります。
自分でトレーニングするほか、次に紹介する講座などでも鍛えることができます。
おすすめのトレーニング「速読聴英語講座」
「速読聴英語講座」では、自分のwpmをもとに、
速読トレーニングで目の動かし方や、英語のスラッシュリーディングなど、
読み方のテクニックをトレーニングすることができます。
さらに、英文をスムーズに読むのに必要な単語のトレーニングや、
長文でリスニングトレーニングを行うこともできます。
- 日本速読解力協会「速読聴英語講座」詳細ページ 英文を前から理解するためのリーディングとリスニングの2技能に特化したトレーニングで、英語長文読解力を身につけます
- 体験教室を探す 講座を体験できる教室を全国から探すことが出来ます
wpmは英語を読む力を知るのに重要な指標です。
まずは気軽に「英語総合読解力測定メジャーさん」で自分のwpmを把握しましょう。
さらにwpmをより向上させるために、単語学習や多読、速読トレーニングを行うことも有効ですよ。
まとめ
「英語総合読解力測定メジャーさん」で自分のwpmを知ろう!
- wpmとはwords per minuteの略で、1分間に読めるワード(単語)数のこと
- まずは自分のwpmを知って、目標に必要なwpmを確認しよう
- wpmをあげる3つの方法を実践してみよう
「英語総合読解力測定メジャーさん」は中学校1年生~難関私大入試まで、それぞれに合わせた文章レベルで幅広く利用できます。気軽に、何度でもwpmを計測してみてください。
wpm=(文章の単語総数)÷(読むのにかかった秒数)x60