大学入試の国語問題は増加傾向!合格には速読解力がカギ
公開日:2023.10.30
最終更新日:2024.07.04
この記事は2994文字です。
約2分で読めたら読書速度1200文字/分。
大学入試の国語は問題の文字数が多いと言われていますが、実際にどのくらいなのでしょうか。近年の大学入学共通テストや国公立・私立大学の国語の入試問題文字数を調査しました。
志望校合格にはどれくらいのスピードで読んで解答しなくてはならないのか、確認してみましょう。
目次
大学入学共通テストの【国語】文字数
2021年から開始した大学入学共通テスト(国語)では、2021年20,520文字、2022年21,010文字、2022年24,060文字と増加傾向です。
特に大問1「論理的文章」、大問2「文学」である現代文は、本文の文字数が昨年と比べて大幅に増えています。また、設問には紛らわしい選択肢も含まれているため、正解を導くには慎重に吟味する必要があり、やや難化したといえるでしょう。
国公立、私立大学入試の【国語】文字数
センター試験が行われていた時代と今の国公立・私大の国語の文字数を比較すると、1000~2000文字程増加しています。合わせて入試においては、論理的に読む力も求められるため、日頃から論理的に読む訓練も行うことをおすすめします。
国公立大学の【国語】文字数
解答は数十文字の論述形式が多く、読み解くだけでなく設問の意図を踏まえ合格点の取れる解答文を作成する時間必要です。
九州大学の文字数を例に見ると、高校生の平均読書速度500文字/分で読んだ場合、解く時間が49分、解く時間が71分です。
理想的な回答時間は試験時間の約6割と言われているので、しっかりと解く時間が確保できているように感じます。しかし見直しの時間を考えると、もう少し余裕を持って取り組めるような速度で読み解きたいですね。
私立大学入試の【国語】文字数
慶應義塾大学等、入試において小論文や記述解答が求められる入試もあり、記述問題を解くために考える時間、書く時間の捻出のためには短い時間で読んで理解することが必要です。
早稲田大学の文字数を例に見ると、高校生の平均読書速度500文字/分で読んだ場合、解く時間が20分しか確保できません。
余裕をもって試験に取り組むために、平均の2~3倍の速度で読むことができると入試で有利と言えるでしょう。
2025年の共通テストは試験時間や配点が変更
新しい大問「実用的な文章」の内容と配点
2025年(令和7年)1月実施の大学入学共通テストの国語科目では、大問は1つ追加され、「近代以降の文章(論理的な文章,文学的な文章,実用的な文章)」、「古典(古文・漢文)」とあわせて大問は5つとなります。また、大問が追加されたこともあり、国語の試験時間は10分延びて90分に変更されます。
2025年からの共通テスト 国語の変更点
・大問が追加され、合計4つから5つに変更
・試験時間は10分延びて、90分に変更
速く正確に読み解く力を鍛える方法
速く正確に読む力を鍛えたい高校生におすすめの「速読解力講座」
速読解力講座では、理解度や記憶量を維持させたまま読む速度を向上させるトレーニングも行います。また文章全体を把握する、理解するトレーニングや読解の基礎を鍛えるトレーニングもあります。
他にも読解力育成を目的とした別コースもあるので、自分自身の今の状態に合わせて、必要なトレーニングに取り組むことができます。
速読解力講座トレーニング
さらに年に3回行われる速読解力検定で自分自身の成果を確認するだけでなく、その結果を入試の自己PRとして活用することも可能です。
速読解力検定
速読解力検定(速解力) 速読解力検定(速解力)個人成績表 速読解力検定(基礎的読解力) 速読解力検定(基礎的読解力)個人成績表
語彙・文法・論理力を養いたい高校生におすすめの「新国語講座」
新国語講座では、現代文講師 柳生好之先生監修のトレーニングで語彙・文法・論理力を養成します。
「語彙」では2,000語を学習します。「文法」では現代文に加え、入試に役立つ古典の文法も搭載しています。基礎的読解力(論理)では「係り受け」「指示語・照応」「同義文」「定義と具体例」「推理・推論」「図表の読解」の6つのカテゴリに分けて、構造的に読み解く力を鍛えます。
新国語講座トレーニング
語彙 文法 論理(解説動画) 論理
さらに、1ステージ(4回)の最後には確認テストを実施します。
高校生向けレベルでは、実際の大学入試の過去問などを活用し、さらに実践的な演習に取り組むことができます。テストの結果はスキルチャートに反映され、苦手な力を可視化します。
新国語講座 確認テスト
確認テスト スキルチャート
志望校合格を目指して、限られた試験時間内に問題を正しく読み解き、解答するために必要な力を鍛えましょう!
まとめ
速く正確に、解答する力が求められる
- 大学入学共通テスト 国語の文字数は現代文で増加
- 国公立・私立の大学入試では論述や小論文の出題があり、時間配分が大切
- 内容を正しく理解する読解力や論述力を鍛える必要がある
大学入学共通テストでは、2023年の国語試験で大幅に文字量が増え24,060文字でした。さらに2025年には大問が1つ追加され、試験時間も10分延びます。国公立や私立では論述や小論文も出題されるため、解答時間を十分に確保する必要があります。
大学入試では、語彙や文法知識の他、速読力、論理力(基礎的読解力)が必要となってきます。自分自身の得意・苦手な分野を把握し、受験対策を行いましょう!
監修
安田 哲
一般社団法人 日本速読解力協会 理事
約20年間にわたり首都圏大手進学塾の現場の最前線で、英語・国語を中心に指導。中学受験・高校受験の難関校への多数の合格者輩出に加え、卒業生の約80%を偏差値60以上の高校に進学させるなどの指導経験あり。大学院では言語学を専攻、英語以外の言語に関しても幅広い知識を有する。