読書量が多い人の特徴は?気軽に読書を取り入れる方法を紹介
公開日:2023.10.06
最終更新日:2024.07.04
この記事は3161文字です。
約3分で読めたら読書速度1200文字/分。
仕事ができる人は読書量も多いと聞くけれど…これまで読書習慣がなく、毎日忙しくて本を読む時間なんてない!とあきらめている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、読書量が多い人の特徴や、気軽に読書を取り入れる方法を紹介します。
目次
読書量が多い人の特徴3つとメリット
成功者と言われる経営者や著名人は本を多く読んでいると言われています。
それは読書にメリットがあるからです。
読書量が多い人に共通する特徴は何でしょうか?
読書で得られるメリットと合わせてみてみましょう。
知識量が豊富
多くの人に共通する特徴として、知識量の豊富さがあげられます。
読書では、物語や小説、専門書などさまざまなジャンルの本を読むことで、異なる事象に関連した知識を得ることができます。
また出版されている本は著者や編集者などによって、構成や内容、掲載の順序なども工夫されていて1冊の中で体系立てられているので、それぞれの事象の関連性を整理して把握することができるといったメリットがあります。
「知識量が豊富」であれば、それだけ会話の引き出しも多く、他者とのコミュニケーションに有効でしょう。
判断力に優れている
読書で得た知識は、物事を判断する際の材料になり判断力につながります。
それは判断の根拠が増えるからです。
さらに、読書量が多い人は文章を読むことに慣れているため、仕事の資料などもポイントを抑えて理解することができます。
普段読書をしていないと文章を読むことだけで精一杯になってしまうため、ポイントが抑えられないだけでなく、せっかく読んでも中身を覚えていないという事態に陥ってしまうのです。
読解力や文章力が高い
読解力を鍛えるのにも読書が役立ちます。
内容を理解しながら読むことで、文法や語彙を覚えることが出来るからです。
また、読解力はAIにない能力です。
人間の感情を細かに言葉から汲み取ることはAIにはできないため、これから重要な力となるでしょう。
使える文法や語彙が豊富になると伝える力も身につきます。これは文章力の向上にもつながります。
日常で文章を書く機会は意外と多いはずです。仕事だけでなく、SNSを1日利用しない人はいないのではないでしょうか。
伝わりやすい文章を書くには、文法や語彙が豊富である必要があります。
読書量が多いとメリットが多い!
ここでは3つの特徴・メリットを取り上げましたが、もちろん他にも多くあります。
様々な本を読むことは多様な価値観に触れることでもあり、それは物事を多面的に見ることにも繋がります。
また、ストレス解消法のひとつとして読書が挙げられることもあります。
仕事に直接関係がないようなメリットもあります。
成功者と言われる人たちは、このような読書のメリットをうまく取り入れているのかもしれません。
気軽に取り入れられる!読書量を増やす方法
話題の本を買ってみるものの、読むことなく溜まってしまっているという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、毎日の生活の中で読書量を増やす方法をご紹介します。
スキマ時間を読書に充てる
読書習慣がない人は、はじめはある程度時間を設定すると有効です。とはいえ、忙しい日々の中でまとまった時間を確保することが難しい人も少なくないでしょう。
そのため、ここではスキマ時間を活用することをおすすめします。
慣れてくると、ほかにもスキマ時間を見つけられたり、1度の読書時間が長くなったりするでしょう。
また、空いた時間を気軽に読書に充てられるよう、環境を整えることも長続きするポイントです。
電子書籍で気軽に読書を取り入れる
スキマ時間に読書習慣をつけ、読書量を増やすには環境も大切です。
タブレットなどの電子書籍を活用することで、本そのものを持ち歩く必要がなく、何冊もの本をかさばることなく手元に置くことができます。
その日の気分などで、違う本を読みたい場合なども、電子書籍であれば気軽に読み替えることができますし、外出先などで不意にできたスキマ時間にも気軽に読書を進められます。
読書が苦手なら…他人のおすすめを見てみよう
読書があまり得意でないと感じている人は、何を読めばよいのかわからず、本を選ぶこと自体にも抵抗があるかもしれません。
そうした場合は、身近な人に最近読んだ本を聞いてみたり、他人が読んだ本の「書評サイト」をのぞいてみたりすると良いでしょう。
気になるテーマやワードで検索したり、ランキングやおすすめから始めたりするのも方法の一つです。
話題の本だからといって、自分にとって興味の持てる内容とは限りません。
まずは自分が興味を持てる本からはじめてみましょう。
効率よく読書して、さらに読書量を増やす
読書量を増やす方法として、スキマ時間を活用することは有効ですが、慣れてきたら、さらに効率よく読書することで、より短い時間の中でも読書量を増やすことができます。
自分の読書方法を見直す
普段読書をしていないと、読み終わっても本の内容が頭に残らなかったり、ポイントがつかめずに結局よくわからなかったりということがありますよね。
そんな方におすすめなのは、読み始める前に本の「目次」や「まえがき」に目を通すことです。
目次やまえがきには、その本の内容に関する情報が詰まっています。
目次やまえがきに目を通すだけで本の内容を予想することができるし、そうすることで事前に内容理解が進み、効率よく読書できるようになるでしょう。
速読を取り入れる
どんな本でも1度でひととおり内容理解できるようであれば、読書そのもののスピードをあげることでさらに効率よく読書量を増やすことができます。
速読という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、数ある速読の中でも日本速読解力協会の大学生~社会人向け速読解力講座「速読解Biz」は、よくある飛ばし読みではなく、内容理解を伴った速読のトレーニングが可能です。
読書量を増やす一つの方法として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
読書量が多い人は、知識量が多く判断力が優れているだけでなく、物事を整理して関係性を把握するなど、普段の生活や仕事においても活かせる能力が備わっていることが多い
- 読書習慣がない!という人はスキマ時間にはじめてみる
- 電子書籍など、今の時代にできる読書方法を活用する
- 効率よく読書するのに速読を取り入れる
読書はただ本を読むのではなく、それを通じて自分の知らない風景や価値観、実際に触れることが難しい世界なども垣間見ることができます。また、そこで得た新しい知識は実生活にも活きることがあります。
これから読書をはじめようと考えている方は、さまざまなジャンルの本を取り入れることがおすすめです。
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