青葉学院は小学生のうちから大学入試を念頭に指導する塾です!
◆小学生から速読解トレーニングをするのには訳がある!
[まず、現実を知ろう]
戦後最大と言われる教育改革の中で最たるものが「大学入試共通テスト」です。国語に限らず数学を含めどの科目も読ませる部分がとてつもなく多い。国語では原稿用紙52枚分(2021年度)を80分で解かなくてはなりませんでした。こうした現実をまず知りましょう!
[タラタラ読んでたいら解く時間が足りない]
1分間に500文字というのが日本人の平均的な読む速さと言われています。原稿用紙52枚分の問題の場合、読むだけで41分かかり、解く時間は39分しか残りません。
[だが、対策はある]
限られた時間内で大量の文を読み解くには、「速く」「正確に」に読み取る力をつければいいのです。かつ、与えられた文章の中で「どこが重要で、どこが不要か」を吟味できる力もつければいいのです。
[私たちの苦い経験]
とは言っても、そんな力は一朝一夕にはつきません。「読めない」「書けない」高校生たちをたくさん見てきましたが、中には受験に間に合わなかったというお子様方もいます。ならば、もっと早い時期から手を施すべきということになります。
★読めない、書けない生徒の特徴★
?@文章を読むこと自体に慣れていない。結果、集中力が途切れ、最後まで読み切れず内容の理解まで到達できない。
?A言葉を知らない。語彙力不足と言ってしまえばそれまでですが、中学入学時で子どもたちの語彙力にはかなりの差があると言われます。「国語=人生」の側面があり、その子の育った環境で語彙に差があるのは、むしろ当たり前と捉えるべきかもしれません。
?B論理的思考の欠如。特に説明文、論説文においてはこれが無いと致命的。
?Cイメージ力の欠如。特に物語文、小説、詩、短歌、俳句などで必要。
?D読むことが遅い、書くことが遅い。後者では、板書事項をノートに取る際、顔を上げる回数が圧倒的に多いことですぐわかります。文章を塊で捉えることができていない証拠です。
?D漢字、文法などに代表される知識問題が苦手。暗記事項なので手は打ちやすいです。
[よくある誤解と塾長の痛感]
「うちの子、本が好きなのに、なぜ国語の点が悪いのかしら?」「本をたくさん読めば読解力はつくんでしょ?」保護者面談でよく話題になります。前者のお子さんは毎月20冊近くも読破する本好き少年ですが、読むジャンルは推理小説ばかり。後者の親御さんには、同じジャンルの本に集中せず、小説、歴史もの、科学系と毛色の違う文章を読むことをお勧めします。活字にさえ触れていれば「読解力はつく」というのは誤解です。本が好き=読解力があるとはなりません。本を読むことはとても大事ですが、重要な点は、「いろいろな分野の本(文章)に触れる」ということです。かくいう私も、日々速読トレーニングを重ねてはいるものの、「国語、社会系」の文章と「理科、数学系」の文章とでは、「読むスピード」が明らかに異なっています。私は普段、文系の指導をしているため、明らかに理系の方が遅く、様々な文章に触れることの重要性を身をもって痛感しております。
[将来に繋がるTERRACE速読解講座]
速読解のトレーニングをしたからといって、学校の成績にすぐ反映するものではありません。しかし、与えられた文章を「速く、正確に読み解く」ことができるようになれば、学校のテスト、高校入試、大学入試、大人になってからの資格試験など、様々な場面において「大きな武器」になることは間違いありません。あるいは「本が好きになり、いろいろなものが読める」ようになれるだけでも大きな財産を手に入れたことになります。しかも、一度身に付いたこの武器は大人になっても衰えません。細部にわたり工夫されたTERRACE速読解講座をぜひ一度お試しください!